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甘味料のお話 | 炭水化物と「糖」

炭水化物は健康に欠かせないエネルギー源です。

炭水化物はたん白質や脂質と同様、わたしたちが生きる上でエネルギー源として欠かせない栄養素のひとつです。『栄養表示基準』では製品100g中に含まれる炭水化物について、以下のように定義されています。

炭水化物(g)=100g ー (水分 + たん白質 + 脂質 + 灰分)

ある製品中において、たん白質や脂質、灰分(ミネラル分)以外のものは全て「炭水化物」と定義されます。炭水化物は単糖を基本に構成されますが、その大きさによって以下の4つに分けることができます。

  • ・単糖類
  • ・二糖類
  • ・オリゴ糖(少糖類)
  • ・多糖類

また、これらから作られる「糖アルコール」も炭水化物に含まれます。それぞれについて、以下で解説します。

糖類とは 単糖類と二糖類をまとめた呼び名です。単糖類と二糖類をまとめた呼び名です。

糖の最小単位であるブドウ糖や果糖などを「単糖」と呼び、これらをまとめて「単糖類」と呼びます。この「単糖」が2つくっついたショ糖や乳糖などを「二糖」と呼び、これらをまとめて「二糖類」と呼びます。さらに「単糖類」と「二糖類」をまとめて「糖類」と呼びます。ちなみに「糖類ゼロの食品」とは「糖類(単糖類、二糖類)を含まない食品」のことを言います。(実際には食品100g当たり0.5g未満という基準があります。)

糖アルコールとは 糖類を還元して得られる甘味料のことです。糖類を還元して得られる甘味料のことです。

糖アルコールの多くは、糖類を還元(水素を添加)して作られ、還元麦芽糖水飴やキシリトールなどがこれに含まれます。おだやかな甘味が特徴で、体内で利用されにくいため、糖類よりもカロリーが低めです。また口内細菌の栄養源にならないため、虫歯になりにくいという性質もあります。
「エリスリトール」は糖アルコールの中で唯一カロリーゼロで、ほとんどが体内で利用されることなく排泄されるため、カロリーゼロの甘味料として幅広く利用されています。

糖アルコールとは 糖類を還元して得られる甘味料のことです。単糖が2〜10個つながった少糖類です。

単糖が2~10個程つながった糖は「オリゴ糖」と呼ばれます。二糖類と区別するため、単糖が3~10個程つながったものを指すこともあります。オリゴ糖の語源はギリシア語の「oligo:少ない」という意味に由来し、少糖類と呼ばれることもあります。オリゴ糖の多くは小腸で消化吸収されにくいため、砂糖に比べカロリーは低めです。また腸内のビフィズス菌の栄養源となり、健康に役立つ効果も報告されています。

多糖類とは 単糖が多数つながった糖類のことです。単糖が多数つながった糖類のことです。

単糖が多数つながった糖は「多糖」と呼ばれます。非常に多くの単糖で構成されており、単糖とは異なる性質を示します。単糖が数百~数千つながったデンプンをはじめ、グルコマンナン、ヒアルロン酸など多種の多糖類があります。また、食物に含まれている多糖類の中で、人の消化酵素によって消化されない難消化性成分は特に「食物繊維」に分類されます。

糖質とは 炭水化物から食物繊維を除いたものを指します。炭水化物から食物繊維を除いたものを指します。

炭水化物が単糖類、二糖類、オリゴ糖、多糖類に分かれるお話はしましたが、多糖類の中の難消化性成分である「食物繊維」を除いたものを「糖質」と呼びます。つまり糖質には単糖や二糖、オリゴ糖や糖アルコール、などが含まれることになります。