のどが痛いときには食べ物や飲み物にも注意が必要です。
極端に熱いものや冷たいもの、辛いものなどは、のどの炎症部位に刺激を与えることになるので避けましょう。また、よく噛んで食べ物を小さくしてから食べると、のどを通る際に患部へ負担がかかりません。のど越しが良いからと言ってゼリーや飲み物ばかりに頼ると栄養不足になってしまいますので、注意が必要です。

 
 

うんしゅうみかんの果皮を乾燥させたものは陳皮といって、胃薬や咳止めの漢方薬として使用されており、ミカン科の果物の多くは古くからのどに良い果物として重宝されてきました。
またビタミンCやクエン酸、水分を多く含むため、風邪のときに食べる果物としても優秀ですね。中でものど飴などで有名なきんかん(金柑)は皮ごと食べるのが特徴で、栄養価が非常に高いことで知られています。
きんかんの果皮にはかんきつ類の香り成分であり、のどに良いとされるリモネンや、ビタミンC、ヘスペリジンなどの栄養成分を豊富に含んでいます。

 
 

かりんや梅、あんずなどはバラ科に属し、その種子にアミグダリンという青酸配糖体を含んでいます。これが体内でベンズアルデヒド(杏仁豆腐の匂いづけに使う香り成分)や青酸に分解され、せきを鎮める効果があります。
あんずの種子はキョウニン(杏仁)と呼ばれ、咳止めの生薬として用いられています。クエン酸やリンゴ酸を含んでいるので、疲れたからだにも嬉しい果実ですね。
青酸配糖体は多量に摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があるので、これらを多く含む種子や未熟な果実を生食することは避ける必要があります。

 

【ご注意】のど飴にさまざまな果実エキスが配合されていることがありますが、これらは上記のような効果を保証するものではありません。